2010年6月6日日曜日

年間100冊本を読む 5月の巻

GWにまとめ読みした後、いつものように中盤は読み重ねることができず、月末にまた読み込んだという月であった。これが私のスタイルなんだろうと素直に受け入れる。今月も8冊なり。

31冊目:『絵のない絵本」 C.アンデルセン

子どもの頃、「絵のない絵本って!?」と疑問に思っていたのを思い出した。東京の家の棚にあったので、GWに読んだ。
アンデルセンの伝記ものを読んでいたこともあって選んだ。
ほんとに、私はこの類いは苦手というか、読んでいて頭の中に絵が描けないというか・・・だめ。









32冊目:『左右学への招待』 西山賢一

妻の蔵書には言語学系とこの脳系というものが多いので、時々つまんでみる。右と左、脳との関係、文化との関係、自然界の右、左・・・となかなか面白かった。
人の書庫を覗くと世界が広がるものだと実感。











33冊目:『これからのOJT』 寺澤弘忠

以前に読んだと思うが、ちょうど新入社員も入ったので改めて読んでみた。On the Job Trainingは悪くとれば現場まかせ、もっと言えば放ったらかしになる。これからの・・・とタイトルがあったので購入したと思うのだが、これから、果たしてOJTで人は育つのか???感じてしまう自分がいる。たしかに学びは現場にあるのはたしかなのだが???
もちろん、この本に書かれてあることすべて実践できているわけではない。継続して学ぶ課題であるのだ。







34冊目:『おくりびと 第二章』 白戸ふみか

最近インターネットラジオのRadikoをよく聞く。朝は当然、MBSの「ありがとう浜村淳」を聞く。そこで浜村さんがいつもの調子で、このおくりびとの続編を紹介していたので購入しました。30分くらいで読んじゃったかな。
映画じゃなくて舞台になっているとのこと。
内容? うんまあまあ。気楽に読めます。








35冊目:『ルボ貧困大国アメリカ』 堤未夏

「いやぁ、アメリカやばいっすね。」と最近の若者ことばでつぶやいてしまう。自由主義経済の終焉というかんじ。もちろん共産主義がいいとかいうつもりはない。何事も人間的なものを失うとどのイデオロギーも破綻がくるのかと思う。









36冊目:『ルボ貧困大国アメリカⅡ』 堤未夏

前作と同時に買っていたので続けて読む。中産階級の消失、勝ち組、負け組の2分化。新自由主義。偏った見方かもしれないけど、やっぱりブッシュ政権てアメリカを変にした? 911がそれを加速した??? ブッシュが再選された時、アメリカ人って何考えてるんだろうと本当に思った。だが日本の主権者である私たちもかなりやばいけどね。反省。







37冊目:『官僚たちの夏』 城山三郎

古本屋さんで見つけて購入。昨年? 映画になったのはこれが原作だったのね。映画は見ていないので、今度見てみようと思う。中身の感想としては、理想と現実、将来を見通して行動しようとするもの、とりあえず手前だけしかみえない(みようとしない)もの、しがらみ、ねたみ、そしてタイミング。いずれにしてもヴィジョンやミッションは自分でしっかりもっておく必要があると思った。







38冊目:『節約の王道』 林望

林望って漢字で書くと分からなかったけど、リンボウとなると「あっ、あのリンボウ先生のなんとか」というシリーズの著者だったことに気づく。著者には申し訳ないがアマゾンの中古で1円(送料340円)で購入したもの。リンボウ先生の節約道、酒とたばこ以外はほぼ似たような考えを私ももっていて、そのいくつかは実践していたことに驚く。酒はともかく、たばこはやっぱりなんとかしないといけんかな。この本を読んでから、とりあえず節煙することにした。

0 件のコメント:

コメントを投稿